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今回は昨日スペシャルのページに登場したコーデュロイ12cm角50枚セットのご紹介をいたします。
パッチワークの材料としては、木綿の平織りの布が、扱いやすく手に入りやすいこと、色、柄とも豊富で、何より価格が安定しているので、やはり、筆頭ですよね。
特に最近世界中の布が日本で手に入るので、色んなお国柄のデザインが楽しめます。
キルトのルーツは古代エジプトだそうですが、ヨーロッパからアメリカに渡り、いまやパッチワークキルトといえばアメリカが元祖のような感があります。アメリカの木綿産業が独立以来、急速に発達したことがひとつの要因です。
でも、それ以前は縦糸が麻、横糸がウールのリンゼウールを使った、パッチワークキルトのベッドカバーがほとんどでした。針も糸も自分達で作り、もちろんキルト芯などもなく、間に羊毛が使えればいいほうで、なかにはとうもろこしの毛を干し、薄くひいて使っていたとなにかの本で読んだことがあります。
トランテアンでもタナローンやその他の素材を扱ってきて、それぞれの布でパッチワークをしてきましたが、秋も深まってくると、温かみがより恋しくて、コーデュロイの出番が多くなってきます。
コーデュロイは感触は冬素材ですが、綿100%なので、たいへん扱いやすく縫いやすく洗濯もOK! 普通にパッチワークしていただけます。
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ピースが大きくても、作り上げると、完成品はとても味わい深くなります。ひざ掛けもクッションもミシンではぎ合わせました。
画像1のひざ掛けは10.5cm角に印し付けし、7×7列で73.5cm角のピースワークのまわりに額縁布をつけ、裏はビエラ。一番薄いキルト芯(この場合はブティ用)をはさみ、バイアスにキルトしました。最後に横地のコーデュロイでパイピングして出来上がり♪
とても縫いやすかったです。(完成サイズは約85cm角)
毛糸のひざ掛けもステキですけど、汚れても、これなら洗濯機でジャブジャブ洗えます。ブライト系もメロー系も50枚のうち25枚ずつ寒色系と暖色系に分けてありますので、クッションカバーやザブトンなどペアで作ってこれからの季節重宝しそうです。
ミシンで縫うので、気軽にプレゼントもできますね。
思い切って、コタツカバーやベッドカバーに挑戦してみてはいかがでしょうか、、、
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