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もしかしたら、日々の仕事の中で100種類100枚セットを組む作業がいちばん楽しいかもしれません。物を作ることが好きな人間ばかり集まっているので、サンプル作りも楽しいのですが、テーブルの上にひと山ひと山6cmにカットされたピースが70、80、と並んでゆくとわくわくしてきます♪通りがかったスタッフが「この柄入れてみよう!」と思いがけない配色をプラスしたり、作っているスタッフの横からおじゃま虫のように「これはどう?」とかカットクロスを差し込んでみたり。100種類テーブルの上に並んだら全体の色合いを見て濃い色を足したり、ひいたり、またその作業も楽しいのです。1枚づつとって100枚にしていく作業もいつもは反で見ている柄が小さなピースになると見落としていた柄を発見できたり、なんとなく並べた色合いに新しい組み合わせを発見したり、すごく勉強になります。
基本的にミニカットクロスの中から同系色のものをピックアップしてつくります。その方が色合わせしやすいのです。輸入カットクロスは28等分、国産は巾を25cmに切りそろえてからカットします。その切れ端が画像1の奥の山です。
だいたい2.5cm位で48~50cmのストリングが山のように出来るので、少しの時間を見ては全部つないでおきます。それをパッチワーク仲間がポーチにしたり、めがねケースにしたりして2年に一度の発表会のバザーに並べます。
こんなに布に囲まれているのにほんの少しでも捨てられません。
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こちらは、6cm角をぎりぎりの5cm(縫い代は5ミリ)に印付けし、100枚それぞれの色合いでつなぎ、9種類あるので、ちょうど1.5m角のタピができあがりました。
となりの色同士がケンカしないように中心を濃い色に、まわりを薄い色にして各色わかりやすいようにブロックにしてつなぎました。
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