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先日、三条のアンジェさんをのぞいたら
リバティプリントタナローンで“手巻きの三つ巻き縫いのハンカチ”を見つけました
ミシンとはちがう高級感と手縫いのやさしさで
とても素敵でした
早速スタッフに講習会です
右の画像はエルメスとコラボのリバティタナローンのスカーフ
さすがです 巻きが細かい
定番シルクスカーフ も同じように 表に巻いてあります
縫い目の点々が表にでない配慮?と思われます
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上記画像 手巻きふち縫いのご紹介
1.正方形に布を切りそろえ整えます
1mm内側をぐるり捨てミシンをかける
(ガイドになり手巻き縫いがしやすくなります)
2.ぬい針は薄地用の長針、糸は60番ミシン糸を使いました。
(からまりやすい為、あまり長糸にはしませんでした)
3.左手でよりをかけるように丸めながらくけていきます。
表に5~8mmくらいの感覚で縫い目が出るように
裏は巻いた布の中に針を通します
(裏には糸が見えない様に)
4.角がきっちりと縫えるかどうかが仕上がりの決め手です
数十年ぶりの手巻き縫いで心配でしたが
手は覚えているものですね
まずはハンカチの大きさから練習なさいませんか
32年前、開店当時の「くけ台 と かけはり」
たった1組残してあったのが役に立ちました
和裁をされる方にはあたり前のお道具ですね
下記画像
たてまつり、流しまつり、おくまつりもついでに…
たてまつりはかっちりとまつれます(アップリケやハワイアンキルトのまつり方)
流しまつりは縫いに動きゆとりがでるので
すそなどはたいていこのまつり方
奥まつりはうらにまつりの糸がでません
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上手になって、シルクでスカーフに挑戦したいとスタッフが盛り上がっていました
追記 2012.4.9
手巻きふち縫いの仕方の問い合わせがありました
和裁用語の「よりぐけ縫い」の方法です
端をこよりのように丸めながらくけていきます
こより…紙縒
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