手編みのメンズベストに挑戦

2014.01.22

大変ご無沙汰いたしました。
ひさしぶりのトランテアン便りの「How to〜シリーズ」
今回は手編み初心者の私が初めての「服」に挑戦です。

時間はかかるかもしれませんが、どうか気長にお付き合いいただければ幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。

画像は漫画のように、左から右、上から下へご覧ください。
(いろいろな場所で撮影している為、色味が多少異なり、見えにくいところもあります。ご了承ください。)

さて、これまでの手編み歴といえば…
マフラーにはじまり、スヌード・ポンチョ? 帽子、リストウォーマー・ヘアバンド、ルームシューズ、靴下など、
小物ばかりでなかなか「着るもの」は敷居が高い!と思っていました。

そこへ、今シーズンから取り扱いが始まったNOROヤーン。
お客様の作品やriekoのサンプルが編み上がっていくのを見ていると、とても楽しそうで編みたくなってきたところへ、
ありがたい「ベストを着たいから作って」とのひと声がかかり、いざ挑戦です。

好みの糸を選ぶところからですが、全くの手編み経験がない方からの発言の為、
5年かかっても編めないような複雑なシェットランド模様や
アラン編みのベスト。きれいな色の極細のモヘヤや細い糸を「こんな感じがいいんだけどどう?」と聞かれるも、ちょっとそれは…と、
とにかく挫折しない為に今シーズン中に編み上がる希望のある
「太めの糸、シンプルなメリヤス編み」でお願いしました。

NOROちょうちん Col 1.
この糸はまず「カセの状態」のため、「かせくり」をするところから始めます。
(画像を撮り忘れたので、お教室中のOさんに撮影ご協力いただきました)

「母親の手伝い」の思い出も、道具があるとあっというま。
カラカラと巻き取って毛糸だまに巻きなおします。

店頭でもすぐにできますので、かせの状態の毛糸をご注文時、
かせくりが必要な場合はどうぞお気軽にお申し付けくださいね。

まずは「ゲージをとる」ことをします。
ゲージとは10cm四方の編地の中に編み目が「何目・何段」あるかということ。
それを数えるためにためし編みをするのです。

自分が使うマフラーだからちょっとくらい編み上がりの大きさが違うけど構わないー!ということにはいかないので
きちんと計算します。(せっかく時間も毛糸代もかけてつくるのだから…)

私は手がかたい(きつい)ので、毛糸のタグに書いてある指定号数より太い針で編むことに。

手がきつく編み目が詰まりすぎるとかっちり重い、毛糸がたくさんかかる。
手がゆるく編み目が大きくなると逆にスカスカであたたかくない。

今回、14号針で編んで「14目・20段」このゲージをもとに考えていきます。


手持ちのベストから編み上がりのサイズを計ります。

身幅を決めます。
どちらも既製品ですが、厚手のベストは51cm。
薄手のセーターは48cm。ふたつの中間をとって「50cm」

私の手では50cm作るのに70目必要。
ですが、両端の目が消えてしまう為、通常2目プラスします。
が、今回のデザインは前身頃がVネックなので身頃中央で最終1目立たすために、奇数ではじめるようにしないといけないから、「71目」でスタートします。
(この時点では、ふんふん、と思っているが完全には理解できていないです…。)

いよいよ編み始め! まずは後身頃から。

「別鎖の作り目」をつくります。
そのためには今回使う「ちょうちん」の糸より若干細くてケバの無い糸とそれにあった号数のかぎ針を用意します。

くさり編みを作り目の「71目」よりちょっと多め、今回は75目作りました。

出来上がったら、くさり目の裏、ポコンと出ている
Rieko曰く「恐竜の背骨」のところに棒針を入れて、目をひろいます。

全部で71目拾います。
そして、増減なく30cm(60段)を編んでいきます。

Riekoアイデアより、
「ちょうちん」とその間にグレーの「くれよんソロ」と「キッドモヘアファイン」の2本取りをランダムに入れていきます。

段数を数えるために、色々な方法がありますが
今回は色が変わるから目が数えやすいので
iPhoneの「KnitToolsFree」というアプリの何段編めるかのカウンター機能を使ってみました。

はんぱ糸で糸輪を作り、10段毎に印をつけたり、
「目数段数リング」を利用するのも便利です。

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